おたむの日常

このブログでは趣味である写真、旅行、本のことを中心に書いていきます

【浪人(宅浪)時代の話】ちょっとかわった浪人生活

 こんにちは! おたむです。

 

今年も3月に入り、多くの高校で卒業式が行われましたね。

 

高校生は卒業式を終え、大学や専門学校に進学する人や就職する人などそれぞれの進路に進むと思います。

 

自分は3年前の今の時期は、高校の卒業式を終えて大学の入学試験の合否を待っていました。

 

しかし、結果は不合格でした。

 

併願で私立大学を受験することがなく、後期試験も試験料を払いましたが受験しませんでした。

 

というのも私には他に目標がありました。それはスポーツトレーナーになることでした。小中学校の5年間野球をやっていました。スポーツをやるのも見るのも好きなので、将来は、プロ野球や他のスポーツのプロチームでスポーツとレナーとして働きたいと思うようになりました。

 

しかし、親は反対していました。

 

そこで私は親を説得するために、「スポーツトレーナーになるための専門学校の学費を自分で1年かけて稼ぐ」宣言し説得しました。

 

そして、私のバイト漬けの日々が始まりました。

 

日中はホテルの客室清掃、夕方から深夜まではスーパーの惣菜コーナーで働きました。

それと週2くらいでポスティングのバイトも掛け持ちしました。時には、朝の4時から深夜0時まで作業していたこともありました。

そんな中で自動車の教習所にも通いました。

毎日一生懸命でした。

 

そんな8月のある日、義兄の友人と話す機会がありました。彼は、有名国公立大卒でした。彼は、私との会話から私の大学進学への未練を感じ取っていました。実際にバイトの日々の中でも大学進学の願望は捨て切れていませんでした。

 

そして、私は、彼との会話した時から大学進学をもう一度目指そうと思うようになります。自分ではここが一つの人生のターニングポイントになったと思っています。

 

早速、勉強に取りかかろうとしましたが、バイトを急に辞められるわけがなく、本格的に勉強だけに集中できるようになったのは11月からでした。

 

勉強し始めて愕然としました、英単語や数式、世界史の用語などほとんど覚えていなかったのです。当然と言えば当然ですが、当時はすごく焦っていました。

こんなんで現役生や他の浪人生と戦えるのかと、

 

しかも私は、宅浪だったので、誰にも教えてもらうこともできませんでした。そこで私が使っていたのが武田塾という授業を行わない予備校のサイトでした。そこには、各教科のおすすめの参考書が紹介されていて、それを本屋で買って勉強していました。

 

私は、時間があまりになかったのでセンター試験の勉強を中心にしていました。

 

そして、二度目のセンター試験を受けました。6つのテストを受けました。現役時代より1教科少ない受験でしたが、自己採点は現役時代より100点ほど高かったです。懸命な勉強の成果が実りとてもうれしかったです。

 

そして、センター利用試験で今の通っている大学に合格しました。センター試験の勉強だけで燃え尽きてしまったので、国公立大学は受験しませんでした。

 

こうして私のちょっとかわった浪人時代は終わりを迎えたのです。

 

これから浪人する人もいるともいます。中には、家庭の事情や様々な理由で予備校に通わないで私のように宅浪する人もいるでしょう。

 

宅浪は自己管理やモチベーションの維持が大変だと思います。しかし、自分に一番合った勉強の仕方で勉強できます。私は講義形式の勉強方法よりも自分で参考書を使って勉強した方が効率よく勉強できるタイプでした。

 

一番大切なのはモチベーションの維持だと思います。私のモチベーションになったのはバイト先で会った人や大学受験を勧めてくれた義兄の友人に絶対に合格を報告してみんなを喜ばせたいと言うことでした。バイト先ではたくさんの人に出会ったし、みなさんとても応援してくれました。人間は誰かのためにと思うと最後まで頑張れるのかもしれませんね。(時にはその応援がプレッシャーになって押しつぶされそうになったこともありましたが...)

 

また、宅浪は自宅に缶詰になりやすいのでリフレッシュも大事になるでしょう。ちょっとしたバイトをするのも良いかもしれません。意外と自分の地元にも大学で出会った人もバイトしながら宅浪している人は多くいます。

 

大学生活でも浪人していたことで苦労することはないです。友達もできますし、他にも浪人生はたくさんいます。

 

浪人することにいろいろな不安を抱えている人もいると思います。浪人は、過去の失敗を引きずってしまうし、将来の不安も大きいです。どっかで聞いた事がありますが、「未来を恐れず、過去を振り返らず、今を全力で生きろ!」と伝えたいです。

 

これを読んで、宅浪や浪人する人の気持ちが少しでも軽くなったり、何か感じてもらえればうれしいです!努力は必ず報われます!!

 

頑張れ!受験生!!!!